新井製作所

勉強したことの記録です

nginxでオリジナルのHTMLを置き、アクセスをしてブラウザーで表示させる

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今日はnginxでHTMLを表示する課題に着手したいと思います。

環境

Mac OS Monterey 12.4
さくらVPS上のDebian(ver.11) ※すでにDebianにnginxのインストールは完了しています。

手順

1. nginxがインストールされている事の確認

sudo nginx -v
=> nginx version: nginx/1.18.0

2. nginxを起動

sudo /etc/init.d/nginx start
=> Starting nginx (via systemctl): nginx.service.

nginxが Debian上で稼働し始めたので、つまりサーバーを動かすお仕事が始まっているということ。
確かめてみます。さくらのVPSから割り振られているIPアドレスまたはホスト名をアドレスバーに書くと"Welcome to nginx!"と表示されます。本当に稼働しています。

3. ディレクトリを解明する このWelcome to nginx!"が表示されるということは、nginxがDebianの中のどこかを参照しているということです。 どこを参照しているのかを確認します。

予備知識として、基本的なDebianディレクトリ構造を復習します。

引用:https://www.debian.org/releases/stable/s390x/apcs02.ja.html

実際のnginx構成ファイルを調べて確認します。参考

やり方は以下の通り。

cat /etc/nginx/sites-enabled/default

=># 以下が出力されます。
# You should look at the following URL's in order to grasp a solid understanding
# of Nginx configuration files in order to fully unleash the power of Nginx.
(中略)
#server {
#   listen XX;
#   listen [::]:XX;
#
#   server_name example.com; 
#
#   root /var/www/example.com;←ここです!!

私の場合:root /var/www/example.com;を参照していて、このディレクトリに入っているhtmlファイルを参照しているとわかりました。

このディレクトリに移動します。

cd  /var/www/example.com
=> bash: cd: /var/www/example.com: No such file or directory

そんなディレクトリは存在しないと怒られちゃいました。 フォルダ名が違うのかも、と一つ上の階層に移動します。

cd  /var/www
ls
=>html

どうやら/var/www/htmlが正式なディレクトリ名だったようです。 さらに中身を見ていきます。

ls
=>index.nginx-debian.html
cat index.nginx-debian.html

中身を見てみると、最初に表示された"Welcome to nginx!"のhtmlがこれでした。ちゃんと発見できました。 4. オリジナルのHTMLを置く

それではここからは、任意のHTMLを表示させるプロセスに移ります。

vimを使って作っていくことにしますが、まだvimをインストールしていなかったので このタイミングで入れておきます。

apt update
apt install vim

自分で作ったオリジナルのオリジナルのHTMLを/var/www/htmlディレクトリの中に置きます。

vim test.html

ファイルが開かれ、そこに任意のHTMLを書きます。私は使い慣れたVSコードで下書きしました。 :wqで上書き保存、終了。

5. アクセスをしてブラウザーで表示させる

Webブラウザから見る方法は、ブラウザのURL入力欄に以下を入力するだけです。

ipアドレス/test.html

こんな感じで無事表示できました。

参考

blog.goo.ne.jp

k-koh.hatenablog.com